私はあんまし怪獣映画とか見た事はないんですが…これは見てよかった。
というか、これだけの作品を800円で見られるなんて安過ぎですよ!
知らない人のために簡単に解説すると、監督一人でほぼすべてを作り上げた昭和テイスト満載のオールCG怪獣映画です。
とりあえずオフィシャルHPにある予告編見ろ、話はそれからだ。という感じです。
上映時間は25分と決して長くないですが、こだわりは満載。多分コマ送りで一日見てても飽きません。
カメラアングルやモーション、もちろんモデリングもすごい緻密さ。
いやカメラアングルって言うと「撮る角度」みたいに思えるので語弊がありますが。
このシーン、何時間…いや何日かけて作ったんだよ!
というようなシーンが惜しげもなくドバドバ投入されていて、隣りにいた滝沢千円さんは半ば呆れたような笑いを漏らしておりました。無理もないと思うw
舞台が「昭和100年」というのも映像を見れば納得。
妙に生活感の染み付いた、いかにも昭和な世界でありながら、昭和のテクノロジーではありえないハイテク。
宇宙で戦うロボットがでて来るのに家の電話は黒電話、テレビは丸いブラウン管にガチャガチャチャンネル。
そんな世界が「ちゃんと存在している」作品です。
1週間の限定公開という事だったんですが連日満員だそうです。
今日も立ち見の人がいました。
そんな感じで大盛況なのでもう一週間の延長公開が決まったそうです。拍手ー。
やっぱり情熱を注ぎ込んで何かを作り出すことは素晴らしいと思った。