2009年07月
いやー…。もう若くないね。32だしね。(ぉ
前にもなったんですが、ぎっくり腰が再発。
土曜の朝、床に積んである洗濯物から靴下を拾おうと思って前かがみになった瞬間に魔女の一撃ド━(゚Д゚)━ ン !!!
もうそれから、全然だめ。
トイレに腰掛けるにも腰をかばいながら…
寝起きも腰をかばいながら…
日曜日はみんなでジムいこうぜ!という話だったんですが、とてもそんな状態ではなく…。
家でおとなしくしてました。
しかもこんな日に限ってドカ晴れ。んもう。
いろいろ調べてみましたが、腰のあたりの仙骨と腸骨の間の仙腸関節ってところを痛めるのが多いらしい。
言われてみれば背面の腰のちょっと下の右が痛い。まさに仙骨と腸骨のつながってるところっぽい。
数日(つーか1週間くらい?)は安静にして治して、治ったらストレッチとか筋トレして予防しようかと思います…。
そのためにもジムにぜひ!
話は変わって電子工作ですが。
2chのDC-DCコンバータのスレみたら
http://eleshop.jp/shop/g/g97B317/
な、なんだとー!
とりあえず10個購入だあー!(馬鹿)
秋月の1WLEDで何かしたいんですけどね…。
これでペンライトとか作れるかな…。
でも電気二重層コンデンサで光らせてみたら意外と数分くらい持つみたいなんですよね…。
これでもいいかなとか思ったり。うーん。
前回、コイルに流す電流をOFF-ONすることで昇圧ができることを書きましたが…
どんなデューティ比で、どんな周波数でコイルに電流を流したらどれくらいの電圧が出るのか?
を実験してみましたよ。
コイルに流す電流をOFF/ONするトランジスタは、たまたま手元にあったので2SC3421Yを使用。確か1Aまで流せます。
電源はモバイルクルーザー。5V2A出ます。
あとはPIC12F683のCCPモジュールのPWMモードを使って適当にトランジスタをON/OFFします。
整流用ダイオードは1N4148。コンデンサは積層セラミックの1μFを使用します。
コンデンサには並列に20KΩの抵抗を入れておきます。(なんとなく)
なんというか全体的に耐圧が不安です(ぉ
かなりテキトーですが計測計測。
PICにはプログラムが仕込んであり(当然ですが)、ボタンを押すたびにデューティ比が6.25%ずつ増えるようになってます。
デューティ比100%まで行ったら発振周波数が2倍になって、またデューティ比6.25%に戻ります。
というわけで、ボタン押してテスター読み取ってExcelに入力、をひたすら繰り返します。地味…。
まずはコイル100μHで計測した結果。
数値だと見にくいのでグラフにします。
こんなんなりました。
大体周波数もデューティ比も高い方が、高い電圧が出ているっぽいです。
しかし影になっちゃって見えてませんが、周波数が高くなるとデューティ比90%以上とかで急激に出力が落ちる現象が見受けられました。
原因はよくわかりません…。まさかトランジスタが追いついてないとか?
でもステップアップDC-DCコンバータICのデータシート見てたら、特長としてデューティ比が低い事が挙げられていたりしたんですよねー…。
デューティ高いと良くないことがあるのかもしれません。(消費電力くらいしか思いつきませんが)
続きまして220μH。めんどくさいから8KHz以下は測らなかったよ!(ぉ
まあ大体似たような結果になっているような気がします。
が、周波数が高ければいいってもんじゃないみたいです。32KHzが一番成績が良かったです。
これ以上の周波数はPICに外付けセラロック付けないとダメなのでめんどいからやりません(ぉ
(内蔵クロック8MHz、プリスケーラ1:1なのでTMR2のクロックはfosc/4=2MHz、PR2を32にするとCCP出力は62.5KHz。この2倍以上上げるとデューティ比に誤差が。)
単に電圧を上げたいだけなら今回の結果が参考になるかもしれませんが、電流を取り出しても電圧が安定していたほうがいいのであれば、スイッチング周波数を上げる事でコンデンサにこまめに電力を補充してやったほうがいい気もします。
デューティ比についても、うまく調整してやることができれば消費電力が削減できそうです。
そう考えると、なんというかこのへんの設計も奥が深そうですなー…。
おまけ。
積層セラミックコンデンサにつけてあった20KΩを外して電圧を測ってみたよ。
144V出てました…。
コンデンサの両端をショートさせるとふつーに火花が出ます。おっかねぇ。
こんなもんですけどね
2009/07/24 追記
2SC3421のデータシートを改めて確認したところ、絶対最大定格がだいたい120Vで、C-E間降伏電圧も120Vでした。
よく壊れなかったな…。(もう壊れてるかもしれないけど)
もっと耐圧の高いパワトラ使ったらもっといけるかも。
その後編:
コイルを使った昇圧回路の実験3
最近LED点灯に大活躍のHT7750Aさんですが…
原理をよく分かってなかったりするので改めて調べてみましたよ。
ぶっちゃけ主役はコイルですねこれ。
コイルに電流を流してから止めると、コイルは引き続き電流を流そうとして電圧を発生させるらしい。レンツの法則というそうです。
そういや高校で習ったかなあ。覚えてないなあ(ぉ
逆もまた然りで、電流を流そうとしてもなかなか流れない。らしい。
で、この電流をとめた時に発生する電圧をダイオードで濾し取ってコンデンサに貯めるという回路が…
これです。
つーか「コイル 昇圧」とかでググればたぶんこんな回路が山と出てきます(ぉ
TR1にベース電流を流すとコイルに電流が流れます。
TR1のベース電流をとめると、レンツの法則によりコイルに起電力が発生しますが、TR1はオフなので発生した電流はD1を通ってC1に充電されます。
再度TR1をオンにすると…以下ループ。というわけです。
で、HT7750Aの基本回路を改めて見てみるとですね…。
トランジスタがHT7750Aに置き換わったのと、出力の所にVoutがつながってる位で、最初の回路とおなじです。
要するにHT7750Aの動作は、
出力が5Vになるように、コイルに流す電流をいい感じにON/OFFする
なわけですよ!(適当)
Voutというネーミングから、なんかICから電力が出力されるような気がしてたんですが、むしろVoutは出力電圧を調べるための端子で、入力端子に分類されるようなものです。
ていうかHT77xxAのデータシートに載っているブロック図を見れば納得なんですけどね…。
というわけで、実験を。
トランジスタで電流をON/OFFしてもいいですが、めんどいので手で線を繋げたり放したりしてみます。
とりあえず、
なんかインダクタンスがでかい方がいいと思ってコイルを手巻きしてみた!
で、これとダイオードとコンデンサを上の回路図のように接続して、コイルに流す電流を手動でON/OFF/ON/OFF…!
なんと、5V電源から12Vが作れたよ!!!!
とは言っても1μFの積層セラミックコンデンサに溜まっている程度なので電流流すとすぐになくなりますがw
しかも電流を流す・止める長さで電圧が変動するので、手動で安定した電圧を得るのはぶっちゃけ無理ですw
さて、こうなるともっと高い電圧を作ってみたくなってきました…!
なんというか、コイルに溜まるエネルギーが増えればいいんだからコイル増やせばいいんじゃね?という単純な考えの下、手元にあるコイルを全部直列にしてブレッドボードにぶっさしてみました。
インダクタンスは…
100+100+220+220+22+22+22+22+謎(自作コイル)=(728+謎) [μH]
です!
あとはさっきと同じようにON OFF ON OFF …
ん?
テスターの表示が消えました。
20Vレンジでは表示しきれないらしいので200Vレンジに切り替え。
ON OFF ON OFF …
な、なんと!
136Vを記録しましたwwwwwwwwwっうぇ
この後もがんばってON/OFFを連射してみましたが、139VがMAXでした…。
あと、コイルが結構ホカホカになってました。危ない。
でっかいコイル作って1KV目指してみるのも面白いかもしれませんね!(ぉ
その後編:
コイルを使った昇圧回路の実験2
ホームページはこちら。
http://www31.ocn.ne.jp/~yoshio2/
2ちゃん系掲示板に書き込むときのトリップは ◆GBrDo4K0i. を使用しています。
ヨシヲ