2017/09/05更新 : スポーク番号の表示機能とドラッグ中回転ロック機能を追加しました。設定項目が出てこない場合には再読み込みかブラウザのキャッシュクリアを試してみてください。
いままでCADを使ってスポーク長を計算していましたが、前回のような32Hのハブに16Hのリムとかの特殊なパターンは一筋縄ではいかなくて…。
ハブとリムが画面に表示されてて、スポークをむにょーんって張るとスポークが勝手に適切な位置に収まって、その長さが分かるようなツールがあったらいいんじゃね?
と思えて来てたので頑張って作りました。
ブラウザ上で動くものにしたかったので、HTML5のCanvasとjQuery、JavaScriptを良く分からないながらも調べながらゴリゴリ書いて、やっとそれっぽくなりました。(特にCanvasは初挑戦)
ただしCanvasの描画がChrome以外ではむちゃくちゃ遅いのでChrome以外では使えないと思った方が良いです。
スポーク長計算機へのアクセスはこちら。
計算機と名は付いてますが、なんというか、直接長さの計算はしてません。
ゴム紐みたいなスポークが縮もうとしている場合にハブとリムがどう動くかを計算しているので、スポーク長の計算をしているのかと言われると微妙ではあります。
しかし、ハブとリムの穴数が違ったりするイレギュラーな構成にも対応できるのは強みかと思います。
触ればわかる気もしますが使い方を以下に記します。
まずハブの設定とリムの設定を開いてハブとリムを選んでください。
選択肢にないハブやリムを使う場合は、プリセットを選んでからパラメータを手で入れてください。
「穴角度」は、リムやハブに開いている穴の角度をカンマ区切りで複数入れます。選択肢にあるハブやリムを参考にしてください。
これをうまく使えば変則的な形をしたハブやG3専用リムにも対応できると思います。
以前中華カーボンホイールを組む時に使ったNOVATEC の変態ハブをプリセットに入れておきましたのでご参考に。
「プリセット」を選ぶと、その下のパラメーターがプリセットにしたがって入ります。
さらに、下の「ハブを変更」「リムを変更」ボタンを押すと、入力欄に入っているパラメーターが画面のリムとハブに反映されます。
なので、プリセットでハブを選んで一部パラメータだけ修正して図面に反映とかもできます。
ハブとリムを設定したら、あとはスポークを置いていきます。
穴が2色に色分けされていますが、赤い方がDS(フリー側)、青い方がNDS(反フリー側)です。
リアハブのスポーク実長の計算に影響しますので注意してください。
非ディスクブレーキの前ハブであれば気にしなくてもいいと思います。
ハブの穴をクリックしてから、リムの穴をクリックしてつなげます。
逆の順序(リム→ハブ)でも構いません。
細かくて見にくい場合はマウスホイールを回すと拡大・縮小ができます。
穴以外の部分をドラッグするとホイールを移動させることができます。
既に置いてしまったスポークを修正したい場合は、穴をクリックするとそこの穴からスポークを外してほかの穴に入れられます。
スポークが片方しか穴に入っていない(片方が浮いている)状態で、穴以外の場所をクリックすると、そのスポークを削除できます。
非ラジアル組を行う場合はスポークを引っ張っているときにホイールが回ってしまってやりにくいので、この場合は「操作の設定」を開いて「リムとハブの回転をロックする」にチェックを入れると一時的に回らなくなりますので活用してください。
(2017/09/05 更新:「操作の設定」内の「ドラッグ中回転ロック」という設定項目が追加され、デフォルトでオンになりました。これによりスポークを引っ張っている間はハブとリムが回らなくなります。)
ただし、スポークが自動で適切な長さに収まる動きをしなくなるので、たまにはチェックを外してやってください。
フランジ径の大きいハブではフリー側のスポークが見えにくい場合がありますので、この場合は操作の設定の「ハブの半透明表示」を使ってください。
変態組を行っている場合でスポーク長が複数ある場合は、「スポーク番号の表示」にチェックを入れる事で、スポークリストのどのスポークが画面上のスポークと対応するかがわかるようになりました。
プリセットに入っているNOVATECのハブのように、平面図ではフリー側と反フリー側の穴が同じ位置にある場合がありますが、この場合は操作の設定から不要な側の穴の表示をオフにしてスポークの設置を行ってください。
・・・。
これを使って先日と同じくHB-5800とXR300で16H1クロス組をしてみましたが…
やはり、276mmを中心に長いものと短いものが2種類存在しました。
使う人いなさそうな気もしますが使ってみてなにかご意見あればこの記事のコメントにでも頂ければと思いますー
いままでCADを使ってスポーク長を計算していましたが、前回のような32Hのハブに16Hのリムとかの特殊なパターンは一筋縄ではいかなくて…。
ハブとリムが画面に表示されてて、スポークをむにょーんって張るとスポークが勝手に適切な位置に収まって、その長さが分かるようなツールがあったらいいんじゃね?
と思えて来てたので頑張って作りました。
ブラウザ上で動くものにしたかったので、HTML5のCanvasとjQuery、JavaScriptを良く分からないながらも調べながらゴリゴリ書いて、やっとそれっぽくなりました。(特にCanvasは初挑戦)
ただしCanvasの描画がChrome以外ではむちゃくちゃ遅いのでChrome以外では使えないと思った方が良いです。
スポーク長計算機へのアクセスはこちら。
計算機と名は付いてますが、なんというか、直接長さの計算はしてません。
ゴム紐みたいなスポークが縮もうとしている場合にハブとリムがどう動くかを計算しているので、スポーク長の計算をしているのかと言われると微妙ではあります。
しかし、ハブとリムの穴数が違ったりするイレギュラーな構成にも対応できるのは強みかと思います。
触ればわかる気もしますが使い方を以下に記します。
まずハブの設定とリムの設定を開いてハブとリムを選んでください。
選択肢にないハブやリムを使う場合は、プリセットを選んでからパラメータを手で入れてください。
「穴角度」は、リムやハブに開いている穴の角度をカンマ区切りで複数入れます。選択肢にあるハブやリムを参考にしてください。
これをうまく使えば変則的な形をしたハブやG3専用リムにも対応できると思います。
以前中華カーボンホイールを組む時に使ったNOVATEC の変態ハブをプリセットに入れておきましたのでご参考に。
「プリセット」を選ぶと、その下のパラメーターがプリセットにしたがって入ります。
さらに、下の「ハブを変更」「リムを変更」ボタンを押すと、入力欄に入っているパラメーターが画面のリムとハブに反映されます。
なので、プリセットでハブを選んで一部パラメータだけ修正して図面に反映とかもできます。
ハブとリムを設定したら、あとはスポークを置いていきます。
穴が2色に色分けされていますが、赤い方がDS(フリー側)、青い方がNDS(反フリー側)です。
リアハブのスポーク実長の計算に影響しますので注意してください。
非ディスクブレーキの前ハブであれば気にしなくてもいいと思います。
ハブの穴をクリックしてから、リムの穴をクリックしてつなげます。
逆の順序(リム→ハブ)でも構いません。
細かくて見にくい場合はマウスホイールを回すと拡大・縮小ができます。
穴以外の部分をドラッグするとホイールを移動させることができます。
既に置いてしまったスポークを修正したい場合は、穴をクリックするとそこの穴からスポークを外してほかの穴に入れられます。
スポークが片方しか穴に入っていない(片方が浮いている)状態で、穴以外の場所をクリックすると、そのスポークを削除できます。
非ラジアル組を行う場合はスポークを引っ張っているときにホイールが回ってしまってやりにくいので、この場合は「操作の設定」を開いて「リムとハブの回転をロックする」にチェックを入れると一時的に回らなくなりますので活用してください。
(2017/09/05 更新:「操作の設定」内の「ドラッグ中回転ロック」という設定項目が追加され、デフォルトでオンになりました。これによりスポークを引っ張っている間はハブとリムが回らなくなります。)
ただし、スポークが自動で適切な長さに収まる動きをしなくなるので、たまにはチェックを外してやってください。
フランジ径の大きいハブではフリー側のスポークが見えにくい場合がありますので、この場合は操作の設定の「ハブの半透明表示」を使ってください。
変態組を行っている場合でスポーク長が複数ある場合は、「スポーク番号の表示」にチェックを入れる事で、スポークリストのどのスポークが画面上のスポークと対応するかがわかるようになりました。
プリセットに入っているNOVATECのハブのように、平面図ではフリー側と反フリー側の穴が同じ位置にある場合がありますが、この場合は操作の設定から不要な側の穴の表示をオフにしてスポークの設置を行ってください。
・・・。
これを使って先日と同じくHB-5800とXR300で16H1クロス組をしてみましたが…
やはり、276mmを中心に長いものと短いものが2種類存在しました。
使う人いなさそうな気もしますが使ってみてなにかご意見あればこの記事のコメントにでも頂ければと思いますー