もりとさんから送られてきたファンを付けると動作異常となる件ですが…。
なんかそれなりに見えてきた感が。

なんといってもあの山洋のファンなので、これが動かないとなると糞ファンコン認定されてもおかしくないですから必死です(ぉ

いま判明している問題点は二つで、

  1. 突入電流がデカい。
  2. センサ出力がただのオープンコレクタじゃないんじゃ?(今日判明)

です。

ブレッドボードいいよね

ファン駆動回路だけ(つってもTND012NMだけですが)をブレッドボード上に組んでテストしました。
で試してみると、突入電流が大きいせいかFETをONしてもファンが回りません。が、何度かOFF-ONしているとたまに回ります(汗)

なんとなくですがFETドライバの過電流保護回路が働いてるんじゃないかなと。

色々と調べてみたらコイルを直列に入れて突入電流を防ぐという方法があるそうで。
ためしにその辺に転がってた47mHのコイルを直列に入れたら確実に動くようになりました。

…でもLTSpiceで試すと47mH程度のコイルでは何の効果もないっぽいんだよなあ(ぉ
単純に抵抗成分で電流が減っただけな気がする。
LTSpiceでモーターのシミュレーションってできないのかな…。
大容量のコンデンサで代用してみるかな。

まあそんな感じで突入電流に関してはなんとかして制限すればよさそうという結果に。

二点目のセンサ出力ですが。

ファンコンとファンの間にテスターを入れて色々と電圧やら電流やらを測ってみたところ、ファンが駆動されてないときにセンサー出力が7Vとかになっていました(汗)

こちらもファン単体で色々と試してみたところ…

どうやらファンに+12Vを接続してGNDをオープンにしておくとセンサ出力から12V成分が漏れてくるっぽい感じです。
GNDも接続すればセンサ出力は問題ないレベルになります。
謎すぎる。

10.923V

ファンに+12Vだけを供給した状態でセンサ出力の電圧を測ってますが、10.923Vを表示しています…。

じゃあファンをオフするときにはGNDをオープンにするんじゃなくて+12Vの供給を止めればいいじゃん。と思ってそうなるように配線してみましたが、どういうわけかFETドライバで電圧が10Vくらい下がってしまい、ファンには3.5V程度しか掛かりませんでした…。
FETドライバが単なるFETじゃなくて保護回路とかも入ったエンハンスメントタイプだからかもしれません。

電源の配線を変更してもやっぱりセンサ出力に12V分が伝わってくる疑念は払拭できないのでダイオードでの保護回路もやっぱり入れるべきかなあ…。

そうなるとFETドライバ使うのやめて過電流保護付きのパワートランジスタ回路でドライブしてセンサ信号入力にはダイオード保護を入れるという回路に…。

なんかファンコネクタ周りがすごく混み合ってきそうです…。