DTMF発信マシンのケースに入れた完成版ができたので、仕事で顔を合わす時に依頼主であるTさんに見せたんです。そしたら
「じゃあ今度はボタン2個にして2つの番号に発信できるようにしてください」
( ゚д゚ ) <・・・・・
そんな無茶な!
だってこれ、ボタンは単なる電源ボタンであって、PICのGPIOに繋がってるわけじゃないんですよ!
PICからは電源の入った状態を保持しておくことができるだけです!
ボタン押したら電源入る、というボタンを2個にして、そのうえどっちを押して電源入れたか判別するなんて無理!
「まあなんとかなるでしょ。よろしく」
との事。
うーむ。
この際だからコスト度外視で昇圧回路とPICを2個組み込むか?
いやそんなスペースないしもったいないからやだ。
とりあえずスイッチを2個並列につないで…
うまく抵抗とか付けてどっちを押したか電圧で判断できないか?
色々つなぎ方考えてみたけどむりっぽい。
で、ふと思いついたのがダイオード入れてやればいけるんじゃ…?
ということ。回路にするとこんな感じです。
かなりゴチャゴチャしてきましたね(汗)
PICのGP5はWeak-Pull up を有効に設定します。
DIAL1ボタンを押したときとFETがONの時の動作は従来通り。
トランジスタQ1のベース電流は(ダイオードがあるので)流れないのでGP5はHレベルです。
DIAL2ボタンを押すとQ1のベース電流が流れるのでGP5がLレベルになり、なおかつ電源が入ります。そんだけ。
プログラムの冒頭でGP5の状態を読んで、その状態によってどっちの番号をダイヤルするか分岐すればおk。
ていうかR4が100Ωになってますが1KΩの間違いです。すんません。まあベース電流が20mA流れていいなら100Ω付けてもいいですが(ぉ
そのほかの変更点としてはコイルが2個平行になってますが、ケースに組み込むとスペースの都合でディスクリート部品が入らないのでチップ部品を使用することにしたのですが電流容量が心配なので並列にして稼いだだけです。
タカチのLM-100Gという電池ボックス付きのケースに組み込むためにこのサイズの基板なんですが、スイッチ、LED、ICSP端子の配置が限定されてくるので結構キビシイものがあります。
LEDは普通に取り付けると表面を突き破ってしまうので、裏面から頭だけ出すように付けてあります。
コンデンサやコイルは表面実装部品を積極的に使って基板の裏面に。PICもICソケットなしで直付けです。
まあ苦労の甲斐あって薄めのケースにそれなりにちゃんと収まって…
…。
2個目のボタンは1個目と同じように付けることができなかったのでてっぺんからぴょろーんって出てます。
まあ試作品だしね!!うん!!!
というわけで動かしてみましたが…大丈夫…です…。
スイッチ2を絶妙なタイミングで離すと番号1が掛かることがあります。
電源保持の命令が実行されてからGPIOの読み取りをするまでの間にボタンを離せば有りうることですが、結構狙って出せるのでビビった。
まあこれで回路は動くことが分かったから、ゴーサインが出たら感光基盤でビッチビチに詰め込んだ基板作ってsmdをカッチリ半田付けしてやるわい!
話は変わってウィルキンソン。
もりとさんから強烈なジンジャーエールということで勧められたので会社帰りにKALDIに寄ってみたら5本だけ売ってた。
4本買ってきました(ぉ
1本81円だしね!
カクテルとか作る時に使われるもので、原液のまま飲むのはメインの使い方じゃないっぽいですよ?(ぉ
まあいけるようですが。
液色はこんな…。
黄色を超えて麦茶色。
ニオイはなんか一瞬駄菓子屋の炭酸飲料みたいな感じに思えるんですが、よく嗅いでみると生姜臭。
飲んでみると一瞬駄菓子屋の炭酸飲料みたいな感じに思えるんですが、後味は生姜味。
飲み始めてしばらくすると喉と胃がカッカしてくる。これは強烈じゃわい!
なんか昔風邪の時に飲まされたしょうが湯がこんなだったような気がする。
うーむ。
今度はウィスキーと割ってみようか(ぉ
そして原液でしか飲んだことがありません(汗)
なぜかドライのほうが薄い