まあ先週の金曜の話なんですけどね(ぉ

作りたい回路が溜まってきたので、いくつかまとめてエッチングすることにしました。

まずはお手軽なところで秋月1WLED点灯回路を!

1wattpenlight

回路的には目新しいところは特にないです。
HT7750Aで単4ニッケル水素電池2本から5Vを作り、トランジスタ2個で作った定電流回路でLEDに350mAを流します。
ただーし!
今回はHT7750Aも含めてほとんどの部品が表面実装用です!
これでかなり回路の小型化が…!

と思ったんですが、なんかそんな小さくならなかったです(ぉ
smdと普通の部品を両方使うとか、両面基板にするとかしないとそんな大幅には変わらないですね。
つーかsmdだと部品の間にパターンを通すのが難しすぎ。普通の抵抗だったら4本くらいは余裕で下を通せますが、smd抵抗だと間に1本通すのが精いっぱい。

電池から抵抗1本で赤色LEDを付けてますが、これはバッテリ容量確認用です。
電池が消耗してLEDのVfを下回るとLEDがつかなくなるので、電池の充電したほうがいいタイミングというわけ。
(でもVfが最小1.7Vなので、その時には電池は0.85V。ちょっと過放電かも)
実は表面実装のオペアンプも買ってツェナーダイオードも用意してたんです。
で、電圧が2Vを下回ったらLEDが点くようにと…思ったんですが…。
なんというか買ってきたケースに単4電池2本のケース入れると、もう基板スペースが1.5×4.5cmしかないんです。
そこに回路を組み込もうと思ったら狭すぎて入らず…。というわけ。

定電流回路の電流を決める抵抗は、3.3Ωの抵抗を10本買ってきて選別し、並列1.71Ωを作る…はずだったのですが…
測ってみたら、どれも3.5Ω。
なんでやねんw
カラーコードは確かに橙橙金金なのですが。
まあしかたないのでそのままGOで。
343mA程度しか流れない計算になりますが、まあ定格ギリギリで動かすよりいいよね。ていうか十分ギリギリですw

でエッチング。

OHPシートに基板パターンを印刷して、クイックポジ感光基板を感光させます。
前回、推奨より÷1.4の時間でやったところうまくいったので今回もそのようにしましたが…
…なんか現像に時間が掛っているような…。
と思いつつも、そのままエッチング…。

P1010150

失敗した orz

感光剤が落ち切ってなくて銅がとけませぇぇん。

仕方ないので現像液も新しく作り直して、推奨どおりの時間、感光させてやってみたら…

P1010148

うまくいきました!

しかし、よーく見ると…

P1010151

横方向にミシン目みたいに穴があいてるのが分かりますでしょうか。
まあこのくらいなら目立った悪影響もないと思うからべつにいいですが…。
これ、プリンタの用紙送りがローラーじゃなくてギザギザの刃なのでフィルムに穴が開いちゃってこうなってます…。

こればっかりは仕方ない。

あとは部品をはんだづけ〜

P1010153

できたよ〜。

細い半田ごてと0.3mmのハンダが真価を発揮した!
ていうか0.3mmのハンダの少しだけ巻いてあるパッケージがどこにも売ってないんですが!
仕方なく100g巻きを買ったんですよ。これ使い切れるのか?

ケースに組み込んで電池入れてテスト点灯。

P1010154

うおっまぶしっ

さすが1Wです。パネェっす。

と思っていたら、なんだか基板が熱くなってきた…?

で、よく確認してみたらコイルがアツアツになってました。
電池から出る電流は測ってみたら850mAくらいでしたが、このコイルは定格350mAです…。
2個並列だから2倍までいけるとしても、700mA…。
電流容量考えてなかった…。

そのうちコイルだけ載せ換えます。はい。

さて次は…アレに取り組もうかなアレに!

P.S.
トランジスタのコレクタ損失も最大定格を超えていることが判明w
今のところ手元の回路は壊れてないですが、実際に作成される際にはこの回路そのまま使わない事をお勧めしますw