まあ作りたいものはあるんですけども。

毎回ブレッドボード上でテストするのも大変だし、
LCDユニットとかブレッドボードじゃめんどくさいし、
クロック内蔵してないPICではセラロックとかうかつに配線できないし。

というわけで評価ボードのようなものを作ることにしました。

各種PICをずらして差し込むと使えるというのが理想でしたが、ピン配置が違いすぎるのと基板面積があんまりない(この前のLEDライトで余ったのを使う)ため、28ピンPIC(PIC16F873A, 876A, 16F886)をターゲットに絞って作りました。

universalpic

各ピンの出力確認用にLEDと、汎用入力用にチャタリング除去付きのスライドスイッチ付き。512KbitのI2C EEPROMも搭載。もちろんプルアップ抵抗はジャンパで切り離し可能。
液晶ユニットも必要なら右端からはみ出る形で取り付け可能。コントラスト調整VR付き。秋月で売ってるものは電源ピンが2パターンあるので、それもジャンパ差し替えで対応可能。R/W信号線を使わない場合に、そのピンだけLCDから浮かせる事も可能。
ICSP端子はスライドスイッチで切り離し可能。

自分が思いつく限りのものは入れてみました。

チャタリング除去のところの表面実装74HC14に無理矢理線を通したのがちょっとやり過ぎ感…。

とりあえずエッチングしてみました。

IMG_2946

まあ大丈夫っぽいけどー…
やはり無理矢理線を7本通したところが気になる。

IMG_2947

むむむむ・・・

IMG_2947_2

どうみてもショートしています。本当にありがとうございました。
というか、後で見てみたら、この真ん中通ってる線だけ太かったです。(両脇は0.008inch, 真ん中は 0.01inch)
設計ミスじゃん…。

仕方ないのでプラカッターでしこしこ削る。

んー。

いいんじゃないのこれ。

IMG_2948

むむー?

IMG_2948_2

大丈夫っぽい。
テスターで測ってもショートしてません。よし。

っていうかですね。

IMG_2949

前回作ったLEDライトが基板パターンのチェックに最適すぎる。
板が透けるのでパターンのショートとか切れがあったら速攻見つかりそうなくらいよーく見えます。これは良い。

というわけで穴開けてフラックス塗って基板は完成。

IMG_2953

部品がないので続きはまた今度な!