mSR買って一ヶ月経って、一通り壊すところは壊した気がするので、これからmSRを買う人向けに、買っておいた方が良い補修部品とかまとめてみようかな!とか思ってみた!

まずはこれだけはやったほうがいいっていう改良。

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緑の丸部分に注目。左がオリジナル、右が加工済みです。
こうすることでローターが回転中にどこかにぶつかっても、メインブレードグリップが壊れにくくなります。(ていうか改造してから一度も壊れてません)

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左が改造済み。可動範囲が広くなっているのが分かります。
この改造は2chで小耳に挟んだので適当に削ってみたらうまくいったという状態なのですが、元ネタは

http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=1084185&page=388#post13428293

らしいです。
こっちの方が大胆に削ってて、可動範囲も大きそうですね。
できたら削った後に重量バランスを取った方がいいと思います。
この改造をしないと、クラッシュしたときにメインブレードグリップがもげたり割れたりして、ローターが保持できなくなります。要するに飛べませんw

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メインローターグリップはこんな感じでついてるものです。
結構バカバカ墜落させてますが、ローター自体はまだ大丈夫そう。

スタビライザー(フライバー)ですが、これもクラッシュしたときに打ち所が悪いと折れます。用意しておいたほうがいいでしょう。
これも折れると飛べません。(というか極端に不安定になりました)
また、メインマストと触れる部分が普通にプラスチック同士が当たっているだけなので、長期間使っていると穴がガバガバになってきて性能が低下しそうです。
クラッシュしなくても飛ばし続ける限りは交換が必要でしょう。

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ヘッド周りその2。

センターハブは余程の事が無い限り壊れなさそうです。ただしリンケージを挟む部分は後述の回転防止カラーと同様なので、やっぱり曲がったりする心配はあります。安いので余裕があれば用意しておいてもいいかと。

リンケージセット回転防止カラー。これはその名の通り回転を防止するためのカラーです(ぉ
メインモーターが回るとメインマストが回り、センターハブが回ります。その回転力はリンケージを伝わってフライバーとスワッシュプレートを回すわけですが、センターハブのリンケージ押さえと回転防止カラーがないと、このあたりの動きがなんというかグニャグニャになってしまうのでそれを防止するために付いているようです。

激しくクラッシュすると、センターハブのリンケージ押さえ部分や回転防止カラーのリンケージ押さえ部分が曲がることがあります。何度も繰り返すと折れると思いますが、その前に他の部分が大変なことになると思います…。
リンケージ押さえが曲がるということは、リンケージにも無理な力が掛かっているはずですので、同様に壊れる可能性があります。

要するになんというか、激しくクラッシュしまくらない限りはセンターハブ・リンケージ・回転防止カラーは壊れないと思います。

スワッシュプレートは、エルロン・エレベータの操作をするとサーボがロッドを押すことで傾き、ローターのサイクリックピッチを変えることができます。
要するにこれがいい感じで動かないとヘリ自体が良い感じで動かないと言うことです。
我が家のmSRはスワッシュプレートの動きに引っかかりがみられるようになってきました。そのせいか、たまにカクッと動くようになったような…。
金属の樽をプラスチックでくるんだ様な構造になっていて、これがグリグリ動くようになっています。ので、使っているうちに削れてきても不思議ではないような…。
ちょっとお高いけども、一つくらい用意しておいてもいいかと。

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メインモーターは、うーんどうだろう。一つくらい用意しておいた方が良いかも?
どういった場合に壊れるかというと、過負荷か寿命だと思われます。
過負荷については、クラッシュした後もスロットルを切らなかったりすると無理がかかる恐れがあります。(なぜか墜落した瞬間ノーコンになったりするのはやめて欲しいわホント…)
寿命に関しては…なんというか未知数です…。
コアレスのブラシモーターのようなので、ブラシの寿命はあると思います…。
ORCさんによれば飛ばした後もさほど温度も上がらないようなので、比較的長持ちするのでは…。

※ 2010/11/21追記
バッテリー6本をローテーションして休みなしで飛ばしまくっていたらモーターが死にました。
休み休み飛ばしましょう。

制御ユニットは、買わなくていいでしょう。
モーターに無理をさせるとドライバが過電流で死ぬかもしれませんが、そこは墜落しそうになったらスロットル切るという基本を守っていれば多分平気。
クラッシュしても、制御ユニットの前方はキャノピーの内側の空洞がたっぷりあるので、物理的な破損もまずしないと思います。
買うと高いですしねw

メインギヤは、これが壊れるような状況だと他がタダでは済んでないと思うので当分換えなくてよさそうです。削れて山がなくなったら交換?いつになるんだよ(笑)というレベル。

メインマストはカーボン製ですので、メインマストが折れる前に他のヘッド回りのプラ部品が壊れると思われます。まず壊れないでしょう。(買っちゃったけど)

図に入れ忘れましたが、マスト用ベアリングがメインマストとメインフレームの間に2カ所入っています。
砂でも噛んでベアリングがガリガリにならない限り交換不要と思われます。
グリス切れもあるのかなーと思いますが、見た感じでは何も付いてないので、本当になにも付いていないか、粘度の低いオイルが少量入っているだけだと思います。(このへんはスワッシュプレートのベアリングも同様)

脚スキッドは是非買いましょう。墜落したときの衝撃をやわらげてくれますが、その分破損するリスクも高いです。
バッテリーを突っ込む部分のあたりがもげている人が多いようです。私も2回もげましたw
一度もげると綺麗に直すのはかなり困難(割れ方にもよる)なので交換しちゃいましょう。

メインフレームはメインの骨格です。これはまず壊れないだろう、と思ってましたが、これも壊れます。

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緑でマークした横棒がメインフレームの一部なのですが、キャノピーはこの4カ所だけで固定されています。
派手に墜落してキャノピーに衝撃が加わると、その衝撃がそのままメインフレームの横棒に伝わります。で、墜落を繰り返すうちに、この横棒が折れます。
写真のメインフレームも棒を2回接着しています。
ピアノ線を通して瞬間接着剤で付ければ簡単に直せますが、いずれ修復不能な状態まで壊れるでしょう…。(どんだけ墜落する気だ)

キャノピーは結構丈夫で、5mくらいの高さから地面にキツ目にぶつけても先っちょがちょっと割れたくらいです。

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あとはテール廻り。
テールユニットは買っておいた方が良いかと。
これだけ細いカーボンパイプ1本なので、折れても不思議はありません。
(私はまだ折れてませんが…。ヒビは入った。)
尻から墜落するとテールモーターのキャップが吹っ飛んで壊れるのは以前ご紹介した通り。新型テールユニットなら壊れにくそうですけども。
テールモーターの寿命は未知数です。

※ 2010/11/21 追記
テールブームのカーボンパイプだけ買ってきて交換することができましたので別記事にしてあります。

テールローターも最初の頃はグニャグニャになるくらいぶつけていましたが、最近はだいぶ良くなってきました。
ぶつけちゃっても指でまっすぐにすればとりあえず飛ぶ程度にしか壊れていないので、スペアはそれほど必要ないかもです。

※ 2010/11/21 追記
2ch情報ですが、Nine Eagles Solo Maxx用のテールブレードがmSRでも使える上に曲がらなくて良いという情報があったので買ってきて使ってますが、普通に飛びます。耐久性についてはまだよくわかりません。
秋葉原のスーパーラジコンで240円でした。安い…。

テールフィンは、一度折れましたので交換しました。
無くても飛行に支障はないですが、万一墜落したときに衝撃がテイルモーターに直に伝わってしまうので付けておいたほうが良いでしょう。


以上です。
これから買う人の参考になればいいなー。と思います。