なんか何気なくネットサーフィン(死語)していたら、LEDライトセーバー(!?)というものが見つかった。
スタパブログ:LEDライトセイバーはフリフリして撮影
なんというか…。
いろいろな方向に照明を置いといて撮影する、というのが普通のやり方ですが、これは
シャッターを開けといて、その間に光源を移動させることで、
いろいろな方向から光を当てて撮影したのと同等の効果を得る方法
なわけですよまとめちゃうと!
と書いて気づいたけど、デイリーポータルZで見た夜の桜の撮影とやってることは同じですね。
デイリーポータルZ : 懐中電灯で夜桜を撮ろう
まあ面白そうなのでやってみたよ。ねんどろで。(またかよ)
まずは普通に部屋の蛍光灯環境で撮影したもの。
特になんということもありませんが絞りはF11で撮りました。
ホワイトバランスは下に敷いたディフュージングリフレクトプレートDX2を基準にして設定。
次にLEDライトセーバーですが…。
別にライトセーバーの形してなくても照らせればいいので、以前作ったリチウムイオン電池で秋月1WLED2個を点灯させる照明器具を使いました。
あちこちをまんべんなく照らしたかったので絞りをF11より絞ってシャッター速度を長めに。
ミラーアップも使ったけど、シャッター開ける瞬間真っ暗にしとけば別にいらなかったんじゃないかと今更思ったり。
シャッターを開けたら四方八方からスプレーをまんべんなく掛けるような感じで被写体を照らしていきます。
で、試行錯誤してできたのがこれ。
すべての方角からまんべんなく光を当てて撮影したかのような結果に!
これはなかなかキレイ…なんだけど、反面、顔面とか結構のっぺりした感じになっちゃってる気もします。
でもお手軽さから言ったらこれはかなりいいんじゃないかなと。
ただし絞りをF22まで絞っているので回折ボケが出ているかもしれません。出来たらNDフィルターとか使った方がいいのかも。
またはLED照射技術を極めて、短時間で照明を必要な場所に当てることができれば絞りをもう少し開けられます。
あと困ったのがホワイトバランス。クリックホワイトバランスでやらないと妙に緑っぽくなりました。
全体から光を当てなくても、光を当てる時間の割合を意図的に偏らせて、特定の方向から当たる光が多いような感じにもできるなー。
と思って試したのがこちら。
偏りすぎましたね。(ぉ
照らす技に影響される部分が大きい撮影テクニックだけど、機材を用意しなくてもライティングをコントロールできるのは魅力的。
今後もたまに使ってみるかも!
光と影ってよく題材にもなったりしやすいですが、奥が深いっすな。
フィルターももっと勉強してみたいな。