コイルを使った昇圧回路ですが…
なんかググったら参考になる資料が。
http://www.torex.co.jp/japanese/tips/index.php
トレックス・セミコンダクターのアプリケーションノート。
この中の「DC/DCコンバータ回路設計ガイド」が、なかなかためになりました。読んでみたらいいよ!
で、またちょっとチャレンジしてみようかってことで、耐圧900VのFETと耐圧400Vの電解コンデンサを用意しました!
あとはPICからFETをON/OFFします。
回路は以前の実験と同じ…

これです。
TR1がNチャネルMOSFETに変更、ゲートにPICの出力をつなげます。
PICは何するかっていうと方形波出すだけです。
で、方形波ですが。
さっきのアプリケーションノートに、コイルがこれくらいで性能が高負荷重視なら周波数はこのくらい、みたいな表があったので全力でパクります。
手持ちのコイルがたまたま22μHなので、とりあえず標準的な感じで…というとスイッチング周波数は300KHzくらいがいいよ!ってことらしいです。
というわけでそのように。
デューティ比はとりあえず50%にします。
んでんでんでー
当初、ダイオードとして11EQS04というショットキーバリアダイオードを使ってたんですが、出力電圧が57Vくらいまでしか行かない。
ダイオードの定格を調べると逆電圧40Vまでしか耐えられないって書いてあったので、これのせいか?ということでダイオードを変えてみる。
(ダイオードが耐えられない場合コンデンサの電荷がコイルの方に逆流することになりますなー)
持ってきたのは10DDA60という一般整流用ダイオード。
耐圧600Vでございます。これならいける!
…と思ったんですが、実際試してみると69Vまでしか上がらない。
コイルがそもそも69Vしか出してないのか?
一般の電源整流用だから300KHzの高速スイッチングに追いつけないのかな?とも思えるけど計測する手段がないのでわかりません。
ていうか10DDA60のデータシート見ても応答速度書いてない。なんということだ。
しょうがないんで、秋月で500本買って余りまくりの1N4148をダメ元で使ってみたら…
なんとこれが153Vを達成wwwww
「汎用小信号高速スイッチング・ダイオード」の名は伊達じゃなかった。のか?
しかし耐圧100Vなのに頑張るなー…。

実験風景
もっといいダイオード使ったらもっといけるんじゃね?
という気もしましたが、秋月や千石の通販を探しても耐圧100Vより上のショットキーとか見つかりませんでした…。
最終的にはスイッチング周波数を少し遅くして、ダイオードを1N4148×2本直列にしたら200V強まで出るようになりました。
カメラのフラッシュ基板だと400Vくらい平気で出るみたいなんで、まだまだ努力が足りない感じですかねー…。

200Vショートして火花。
なんかググったら参考になる資料が。
http://www.torex.co.jp/japanese/tips/index.php
トレックス・セミコンダクターのアプリケーションノート。
この中の「DC/DCコンバータ回路設計ガイド」が、なかなかためになりました。読んでみたらいいよ!
で、またちょっとチャレンジしてみようかってことで、耐圧900VのFETと耐圧400Vの電解コンデンサを用意しました!
あとはPICからFETをON/OFFします。
回路は以前の実験と同じ…

これです。
TR1がNチャネルMOSFETに変更、ゲートにPICの出力をつなげます。
PICは何するかっていうと方形波出すだけです。
で、方形波ですが。
さっきのアプリケーションノートに、コイルがこれくらいで性能が高負荷重視なら周波数はこのくらい、みたいな表があったので全力でパクります。
手持ちのコイルがたまたま22μHなので、とりあえず標準的な感じで…というとスイッチング周波数は300KHzくらいがいいよ!ってことらしいです。
というわけでそのように。
デューティ比はとりあえず50%にします。
んでんでんでー
当初、ダイオードとして11EQS04というショットキーバリアダイオードを使ってたんですが、出力電圧が57Vくらいまでしか行かない。
ダイオードの定格を調べると逆電圧40Vまでしか耐えられないって書いてあったので、これのせいか?ということでダイオードを変えてみる。
(ダイオードが耐えられない場合コンデンサの電荷がコイルの方に逆流することになりますなー)
持ってきたのは10DDA60という一般整流用ダイオード。
耐圧600Vでございます。これならいける!
…と思ったんですが、実際試してみると69Vまでしか上がらない。
コイルがそもそも69Vしか出してないのか?
一般の電源整流用だから300KHzの高速スイッチングに追いつけないのかな?とも思えるけど計測する手段がないのでわかりません。
ていうか10DDA60のデータシート見ても応答速度書いてない。なんということだ。
しょうがないんで、秋月で500本買って余りまくりの1N4148をダメ元で使ってみたら…
なんとこれが153Vを達成wwwww
「汎用小信号高速スイッチング・ダイオード」の名は伊達じゃなかった。のか?
しかし耐圧100Vなのに頑張るなー…。

実験風景
もっといいダイオード使ったらもっといけるんじゃね?
という気もしましたが、秋月や千石の通販を探しても耐圧100Vより上のショットキーとか見つかりませんでした…。
最終的にはスイッチング周波数を少し遅くして、ダイオードを1N4148×2本直列にしたら200V強まで出るようになりました。
カメラのフラッシュ基板だと400Vくらい平気で出るみたいなんで、まだまだ努力が足りない感じですかねー…。

200Vショートして火花。
逆回復時間が短い順にファーストリカバリ>ショットキーバリア>一般整流用となります。
ショットキーバリアダイオードは構造上高耐圧化が難しいので45V以上の製品はあまり見ませんね。
ファーストリカバリダイオードはショットキーバリアダイオードよりも逆回復時間が短く耐圧も高い(16kV耐圧のものもあります)のでこれを選択すればよいかと思います。