Wahoo Fitness Bike Pack 2 のレポその2ですよ!

購入してからしばらく使ってみてますが…
気づいた点を列挙。

・取り付け時に油断すると危ない

なんか定位置にハマってなくてもハマったような感じになることがあります。
このまま走ってるとそのうち外れそうで危険。
セットしたら前後にガシガシ動かして外れないことを確認しましょうね。

・グローブしてると操作できない

これは別にFisica Fitness Sensor Caseのせいじゃないんですが、iPhoneの静電式タッチパネルはグローブしてると操作できません。
冬場は致命的か…。

・サイコンとして使用中もメールとかプッシュ通知がくる

当たり前なんだけど、そうでした。
走ってるといきなり「ポコペン♪」って鳴って画面が

写真

こんなんなったりします。
みえません。勘弁して。
「了解」ボタンを押すけど、グローブしてるので反応しません。
仕方ないので次の信号待ちでグローブ外して了解ボタン押します。
で、走り出したらまたメール。うがー!!!

・Sensor Case に入れていると使えないボタン等

音量調整ボタンと操作ロックスイッチは操作できません。
スピーカーからの音はちょっとは聞こえますが、最大音量にしておいても走っていると聞こえなさそう。
音声通話は多分できないので、やるつもりならBluetoothヘッドセットを用意ですね…。(走行中は使っちゃだめよ)

・カメラ

これ割と致命的。
Sensor Caseに開いているカメラ穴が小さすぎるようでケラレます。

写真 (2)

このぐらい。
旅に写真はつきものだろう…?
あ、あとLEDフラッシュライトも埋まっちゃってまともに使えません。

写真

こうなります。ケースで反射したLEDの光がモロに映る感じ。
まあ元々フラッシュあんまり使ってなかったから、これは別にいいですけど。

・3GS/4用ゴムスペーサ

これは、ちゃんと取り付けましょう。
というかロックボタンの所をしっかり奥まで挿入しましょう。
そうしないとゴムが引っかかって、ロックボタン押しっぱなしになります。
まあこれはちゃんとセットすればしっかり動くのでよし。
シリコーンオイルとか垂らすとツルッと入るかもです。

気になった点はそのくらいですかね。
あとは電池がガスガス減るくらいでw
電池に関しては今回会社から遠回りして自宅まで帰ってきましたが…

写真 (1)

満充電で出発して56分50秒走って86%です。
ただしこれ夜です。
iPhoneのバックライトは周囲の明るさに合わせて自動で明るさが変わるので(デフォルトでは)、日中はもっと早くバッテリーが減ります。
画面が見えなくなってもいいからってことで手動で画面真っ暗にするとか、必要かもしれません…。あとは外付け電池。

そうそう、外付け電池ですけども。
Sensor Caseに付いているUSB端子は micro-B です。
EXPERIAのUSBケーブルとかがそのまま使えます。
W-ZERO3のACアダプタでも充電ができました。

純正アプリ(Fisica Fitness)では、走行データを記録したあと、データをオンラインにアップロードできます。
対応しているサイトは
TrainingPeaks
MapMyFitness
・Nike+
です。これらに加えてE-Mailでのデータ送付もできます。
Nike+はRunning workoutしか登録できないようで、要するに自転車では利用できません。
TrainingPeaksはアカウント取ってみたけどデータのアップロードが上手くいきませんでした。仕方ないのでMapMyFitnessのアカウントも取得。
しかし後日試したらTrainingPeaksにもアップロードできた。なんだったの。

走行中の表示等については…
表示レスポンスは良いです。画面も見やすいです。そりゃそうだ。
ケイデンスやスピードは、停止すると2〜3秒くらいで「--」表示に素早く変わります。素晴らしい。

のですが、
本当に表示する機能しかありません。

例えば心拍率60〜70%のあいだでトレーニングしたい。とか思っても、心拍が設定した範囲を外れるとアラーム音が鳴るような機能はありません。

ケイデンスと心拍が共に高い → 頑張りすぎなのでケイデンスを下げる
ケイデンスと心拍が共に低い → 怠けすぎなのでケイデンスを上げる
ケイデンスが高く心拍が低い → ギアが軽すぎるのでシフトアップする
ケイデンスが低く心拍が高い → ギアが重すぎるのでシフトダウンする

という走り方が正しいはずなので、これを判断して音声で案内するような機能があればいいのに、無いです。
というか音が出る機能は一切ない。
せっかく高性能なコンピュータを使っているのに、やることがただ数字で表示だけというのは、非常にもったいないです…。

とはいえ、ハードの動作は良好なので、もっと優れたアプリが登場したり、バージョンアップで機能がよくなる可能性は充分にあります。
頑張ってほしいところです…。

で、今日走ってきたのでMapMyFitnessにデータをアップしてみましたよ。っと。
(今までの通勤も全部アップロードしてるけど非公開設定)



メールでのデータ送付も試してみましたが…
添付ファイルが4つ来ます。
export.csv, export.pwx, export.tcx, export.wf
です。
export.csv : CSVファイル
export.pwx : XMLファイルですが、TrainingPeaks.com用のファイルのようです。
export.tcx : Garmin Training Center 用のXMLファイル。
export.wf : CSVっぽいですがよくわかりませんw

CSVが一番お手軽?かと思いきや単位が不明で苦戦。

exportcsv

各列の意味は多分以下のとおりです。

time : データ計測からの経過秒数[s]
pwr_xxxx : パワーメータからのデータ。持ってないので全部0
spd_accdist : スピードセンサーからの累積走行距離[m]
spd_instspeed : スピードセンサーからの走行速度[m/s]
cad_cadence : ケイデンスセンサーからのケイデンス[rpm]
hr_heartrate : 心拍センサーからの心拍数[bpm]
gps_altitude : GPS高度データ(単位不明)
gps_lat : 緯度 (たぶんWGS84測地系)
gps_lon : 経度
gps_dist : GPSからの累積走行距離[m]
gps_speed : GPSからの走行速度[m/s]
fp_xxx : ストライドセンサーからのデータ(?) 持ってないので不明
interval : 全部1。謎。測定間隔?
paused : 全部0。測定一時停止すると1になるのかも。
というわけでグラフにしてみた。

exportcsv
赤が心拍。(数値は右の縦軸) 
最近あんまり走ってないので心拍140前後、最高150くらいのペースで行こう、という感じで走りました。後半の鶴見川CRコースではノンストップなので心拍の落ち込みがないのがわかりますねー。

水色が速度。なぜか停車しても速度が0にはならないみたいなんですよね…。ということは止まってても走行距離が伸びる…?

緑色が高度。こうやって見ると市が尾から会社までの起伏がかなり激しいのが分かる…。あと激坂下りでは心拍が落ち込んでスピードが上がっている。当たり前かw

と、こんなところです…。
今後のアプリバージョンアップに期待かなー…。