自転車で走るときのエネルギー補給として食べる補給食。
メーカーからもそれ用の食べ物が発売されていたり、薄皮つぶあんぱんを使う人がいたりしますが…
2ch見てたらハードタックを自作して持参しているという人が。
なんだハードタックって。
というわけで調べてみたところ
http://kenanderson.net/hardtack/index.html
こちらがヒット。
日本語では
http://www5.ocn.ne.jp/~slg/saigen2-2.htm
こちらが。
安く作れて長持ちするので軍人や探検家に重宝されたとか。
正しく保管すれば1年くらい持つそうです。
ただし無茶苦茶硬いのでコーヒーとかでふやかして食べてたとか。
カンパンの原型らしいですよ？
なんかクッキーとハードタックの中間っぽいやつを作ればそこそこ食べやすくてそこそこ持ち運びもしやすいんじゃね？とか思ったりした。
（カロリーメイトとか直接ジャージのポケットに入れたらボコボコのベトベトになりますしね・・）
というわけで作ってみましょう。
上記サイトの基本レシピ（Army Hardtack）
小麦粉 4カップ（全粒粉がおすすめ）→4カップ＝440g
塩 小さじ4杯
水 約2カップ
オーブンを190.6℃に予め温める
約10ピースできる
小麦粉と塩をボウルで混ぜる。生地がまとめるのに充分な量だけの水（2カップより少ない）を入れ、手につかない程度にまとめる。
生地をボウルから出し、正方形に成型する。
3×3インチ（7.6cm四方）・1/2インチの厚さ（12.7mm）にする。4×4の穴を爪等を使ってあける。貫通させないように。
saltine cracker のような見た目にする。
生地を裏返して裏側にも同様にする。油を敷いていないクッキングシートに生地を載せ、オーブンで３０分焼く。
生地を裏返してもう３０分焼く。
こんがりする感じになるくらい。できたてのクラッカーは簡単に砕けるが、乾くと焼いたれんがのように硬くなる。
超適当翻訳。
材料は小麦粉と塩と水だけ。
一方ビスケットのレシピを適当に捜すと、小麦粉・コーンスターチ・砂糖・バター・牛乳みたいな感じのようです。
コーンスターチを小麦粉とみなせば、砂糖バター牛乳を入れるとビスケットっぽくなるよっていう解釈になります。
が、ビスケットと同じレシピで作ったらビスケットになってしまうので、その辺はハードタック寄りで…
というわけで
強力粉 150g
砂糖 15g（小さじ5）
バター 15g（小さじ4）
塩 4g（小さじ2/3）
牛乳適当（生地がまとまるまで入れる）
で作ります！
材料をぜんぶ計量してボウルへ。
バターを出すのがめんどくさいからマーガリンを入れましたよ。
バターを室温に戻してーとかめんどくさいのでやりませんでした（ぉ
そのまま手でまぜまぜ。
マーガリンが全体に行き渡ったら牛乳を少しずつ入れながらまとめていく。
後半はかなり弾力の強い生地になってきて、ボウルから出して掌で潰して折り曲げ、を繰り返す感じで。
おかんがベーキングパウダー入れないと硬すぎじゃね？というので入れようかと思いましたが、ここまで来るともう入れるの無理。というわけで諦めました。
まとまった生地。
これをめん棒で1/2インチの厚さに…
のびねぇｗ
弾力がすごく強いので、伸ばしても戻っちゃう。
しかし気合でなんとか。
続いて成形。
棒型にしたかったのでスケッパーで適当にカット。
穴をつけろと指示があったので爪楊枝で付けました。
焼いたときに割れるのを防止するためかな？
あとは200℃のオーブンで30分焼いて、裏返してまた30分焼く。
と言ったところ、おかんがそんなに焼いたら黒焦げになるという。
オーブンに書いてある調理時間目安でも、クッキーは160℃くらいで15分程度になってる。
まあ様子見ながら焼けばええやん？
これでたしか10分くらい。充分こんがりしとるがな。
裏返してまた焼く。
下段は下のヒーターからの熱が強いようで、裏面みたらちょっと焦げてた。これはやられた。
両面焼けました！
で、試食。
うーん。
まだ熱いからか、なかはホックリしてて大して硬くない。
味はなんというか…。砂糖結構入れたはずなのにしょっぱいです。
無塩バターじゃなくてマーガリン使ったからかなあ。
風味としてはアレです。今やっと思い出したんだけど、ごまビスケットのごま抜き。と表現するのが一番近い。
あの小麦粉臭い感じとか。まんまあれです。
正直、喜んで食うような味ではないｗ
冷めてきたら硬くなってきました。
うーんこれは…硬すぎだろうｗ
生地こねるの大変だったから、やっぱ既製品買ったほうが早いかな！（えー
それって、「ショート・ブレッド」じゃぁ？